いまだにPythonのバージョン2系で実行している環境がありますので、コード上で2系か3系かを切り替える必要があります。
コード上でバージョンを確認するには、sys.version_infoを参照します。
sys.version_infoはバージョン番号の数値を含むタプルです。
sys — System-specific parameters and functions — Python 3.7.4 documentation
import sys print(sys.version_info) print(type(sys.version_info))
これを実行すると
sys.version_info(major=3, minor=7, micro=4, releaselevel='final', serial=0) <class 'sys.version_info'>
となります。
releaselevelのtypeは'str'で、それ以外の要素は'int'となります。
なので、sys.version_infoを使用してPythonのメージャーバージョンを判定するには以下のようになります。
import sys if sys.version_info.major == 3: print('Major version is 3') else: print('Major version is 2')
これを3系で実行すると、以下のように出力されます。
Major version is 3
マイナーバージョンで処理を切り替えたい場合は`sys.version_info.minor'を参照します。
他にもバージョンを確認する手段はありますが、今日はここまで。