入力された数値が整数か小数かを判定します。組み込み関数のtype, isinstanceおよびfloat型のis_integerメソッドを使用します。
ちなみに今回の結果は、3系の実行結果を貼り付けてあります。
1. type
組み込み関数type()はオブジェクの型を取得できます。
>>> i = 100
>>> print(type(i))
<class 'int'>
>>> f=3.14
>>> print(type(f))
<class 'float'>
2. isinstance
組み込み関数isinstance()は、isinstance(オブジェクト, 型)というように引数を指定することで、指定したオブジェクトが特定の型かどうかを判定します。ちなみに、公式ではタイプの判定には、isinstanceを使用するよう推奨しています。
2. Built-in Functions — Python 3.7.0 documentation
>>> i = 100
>>> isinstance(i, int)
True
>>> f = 3.14
>>> isinstance(f, float)
True
3. is_integer
float型の数値が整数（1.00のように小数点以下が0のようなケース）かどうかを判定したい場合には、float型のis_integer()メソッドを使用して判定します。
>>> f1 = 1.00
>>> print(f1.is_integer())
True
>>> f2 = 3.14
>>> print(f2.is_integer())
False
